【新章突入】ささやくように恋を唄う4巻(ささこい4巻)感想

ささやくように恋を唄う 4

お疲れさまです、礫奈ゆきです。

本日は、竹嶋えく先生の『ささやくように恋を唄う』第4巻のレビューをしていきます。

結論から言えば、最高です!

1~3巻の総まとめレビューもありますので、よろしければご覧ください。

ささやくように恋を唄う 感想【百合好きに送りたいおすすめの一冊】
竹嶋えく先生の『ささやくように恋を唄う』の魅力をもっと広めたくて、紹介記事を書きました。最新刊3巻までのあらすじとレビュー、注目ポイントをまとめています。百合好きの方なら必読書。百合入門者にはぜひ読んでほしい一冊です。

4巻のあらすじ

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3巻でめでたく想いが通じ合った依とひまり。今回は二人が付き合うところから始まります。

一時的な助っ人だった依はバンドを続けていくことを決め、ひまりはそんな先輩を一番近くから応援します。

そんな中、学祭の季節が迫ってきます。今年はバンドの応募が多数で、オーディションが開かれることに。そこに、元SSGIRLSのメンバーだった泉志帆が現れて……

物語は新たな局面に向かっていくのでした。

さて、お次は4巻の注目ポイントを紹介していきますね。

新キャラクター登場

主に3人います。

1人目は、泉志帆。彼女はSSGIRLS(依が現在所属しているバンド)の元ボーカルで、今は別のグループで活動しています。自分の後釜である朝凪依に思うところがあるのでしょう、挑発するような態度で接してきます。

水口亜季と以前から交流がり、二人の出会いがSSGIRLS結成にもつながっています。

2人目は、天沢始。腰まで届きそうな長髪と、どこか遠くを見ているような目が特徴。父親が有名な演奏家らしく、彼女も凄腕のフルート奏者なのですが、志帆のバンドでドラマーをやっている逸材。天才って何をやらせても天才なんですね。

新登場ではありませんが、最後は里宮百々花です。2巻で登場した料理研究部の百々花先輩です。実は志帆のバンドの一員でした。

この3名が一緒のグループで活動していて、SSGIRLSの強力なライバルとして立ちはだかります。強気で波風を立てる志帆と、冷静な立場から俯瞰する始、性格も口調も大人のお姉さんのような柔らかさを持っている百々花……SSGIRLSとはまた違ったメンバーのバランスの良さがあって、個人的には好きでした

垣間見える人間関係

亜季と志帆以外にも、本巻ではいろいろなキャラ同士の人間関係が垣間見れます。

たとえば百々花です。ひまりが依と付き合う前、百々花はひまりの恋相談に乗ってあげていました。彼女がひまりの悩みに真摯になれた理由は明らかで、百々花もまた恋する乙女の一人だったからです。

百々花は始のことを特別な視線で見ていました。彼女の意中の相手は始なのでしょうか。天沢始は浮世離れしていて恋愛とかには興味無さそうにも見えますし、一方で、泉志帆のことを深く理解しているようにも見えます。もしかしたら三角関係にもなりそうな構図ですが、4巻の段階ではまだ分からないので、今後も見逃せません。

そしてラストでは、ひまりの友達であるミキちゃんがなにやら志帆のことを知っているようで……?

新キャラと既存キャラが交わり、物語が動き出していくうねりを感じた4巻でした!

何を考えずとも尊い

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新キャラの登場、次巻への伏線など、ストーリーの転換となる第4巻でしたが、ひまりと依の甘酸っぱい青春が存分に見られるというのは変わりません

今までの距離感で良いのだろうかと依が悶々したり、待ち合わせて手をつないで下校したり、ひまりが気合を入れてデート服を選ぶなど、いちいち尊い。今までにも何回か二人でお出かけしていましたが、正式に交際を始めてから初デートをします。そこで些細な気持ちのすれ違いが起こってしまうのですが、それもお互いが相手のことを想っている故のことで、読んでいて胸の中がほっこりしました。きっと読んでいる最中は七福神みたいに顔が綻んでいたと思います。

また、今まで「好き」という感情が分からなかったけど、恋に目覚めたひまりが積極的になるシーンがいくつかあります。心に刺さるセリフもあって、あんなもん見せられたら誰でもニヤけます。リアル依が大量発生しちゃいます。

5巻に向けて

いつもなら作品をレビューするにあたって、読者に魅力が伝わるようにしっかり読み込まなきゃっていう気持ちがあるのですが、『ささこい』に限ってはもう純粋に楽しんじゃってます!

とにかくイラストがキレイで、可愛い女の子をより可愛く描こうという愛情が伝わってくるので、頭を空っぽにして読めるのですが、今日紹介したような人間関係や「これからこう展開するんじゃないか」と予想しながら読んでも楽しめると思います。

マンガなのであっという間に読み終えてしまうのですが、竹嶋えく先生は線の描き方が美しいですし、瞳だけでそのキャラの心情を表現するのがお上手です。読了後もイラストの細部を意識しながら、繰り返し読んでほしいです。そして、注意深く眺めていると次のページでコマが大きく割かれ、ひまりが依&読者殺しのセリフを言っていたりするので、油断ならないんですよね。

ささこい5巻は9月17日に一迅社さんから発売予定となっております。新しい局面がどう発展するか楽しみですね~~!

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