SHUFFLE! エピソード2 感想

SHUFFLE2 オープニング

Navelさんの『SHUFFLE! エピソード2~神にも悪魔にも狙われている男~』のレビューです。

こちらの記事では。

・一通りプレイしてみての評価

・各ヒロインの感想

・前作や『SPIRAL!!』との繋がり……などについて紹介しています。

購入を迷われている方は、本記事を参考にしていただければ、と思います。

それでは、いってみましょう!

*ストーリーに直接関わるネタバレはありません*

 

SHUFFLE 2 評価

結論から言えば、やって良かったです!

とくに、初代の『SHUFFLE!』を遊んでいた人、当時アニメを見ていた人はハマると思います。

それくらい楽しくて、感慨深い作品でした。

SHUFFLE 2の魅力をまとめると、以下の3つになります。

①テンポが良く気持ちのいいラブコメ

②好意を明確に伝えている

③前作へのリスペクトを忘れていない

一つずつ見ていきましょう。

①テンポが良く気持ちのいいラブコメ

スラスラ読めるシナリオで、ワンシーンの尺・文章量もちょうどいいです。涙を誘うシーンもありますが、シリアスの比重はそこまで重くなく、笑いの絶えない爽やかなラブコメを魅せてくれます。

とくに、共通ルートの居心地が良く、いつまでもプレイしていたい、そんな気持ちにさせてくれます。

②好意を明確に伝えている

素人意見で恐縮ですが、美少女ゲームの最も大切な部分は、ヒロインからの素直な好意や感謝を、主人公にちゃんと伝えること、だと考えています。

恋愛ADVに限らず、物語の基本ですよね。

本作では、ヒロインが主人公の頼斗を意識したり、慕っている場面が随所に現れ、頼斗もまた彼女達にきちんとフィードバックをしていました。

美少女ゲームの基礎を忠実に守ったハートフルな内容でした。

③前作へのリスペクトを忘れていない

SHUFFLE episode 2は、『SHUFFLE!』と『SPIRAL!!』を引き継いだ正当な続編でした。

一般に、続編を制作しようとしたら、どこまで前作の内容を活かすかが問題になります。

かけ離れ過ぎては全くの別作品になりますし、前作に偏りすぎると依存度の高いコピー作品が生まれてしまいます。

しかも、SHUFFLE!の場合は、前作が大ヒットを博し、今でもNavel=SHUFFLE!のイメージが強いばかりに、今回の制作にあたっては結構なプレッシャーもあったと推測します。

けれども、『SHUFFLE! エピソード2』は、そんな不安要素を見事に乗り越えてくれました。

オリジナルなのに、どこか懐かしいと感じる。シャッフルファンを納得させられる答えが提示できたと思います。

 

リシア

リシア

さて、ここからは攻略した順に、メインヒロインの感想を書いていきます。

ストーリーの結末は皆さまの目で確かめていただきたいので、ネタバレはしません。

キャラクターの素直な印象と、注目してほしいポイントを解説します。

一人目は、リシアです。

神界の姫君のリシアちゃん。色々な想いを胸に人間界に留学してきます。

魔法に長け、次期女王として恥ずかしくない良識を兼ね備えている一方で、父親(=現在の神王)が”おいた”し過ぎた時は椅子で殴るなど、おてんばな一面もあり。

頼斗の言動に対して、なにかと「減点」してくる女の子。

この「減点システム」の正体は、彼女が人間界に来た動機とつながるので言えないのですが、頬を染めながら不服気に「……減点です」と、口にする仕草がすごく可愛いです。

ちなみに、攻略する順番は誰からでも問題ないのですが、リシアのお話は前作とのつながりが深いので、リシア&ネリアルートは後半にやるのも良いと思います。

 

ネリア

ネリア

魔界からの留学生にして、魔王の娘。リシアとは幼馴染のネリアちゃん。

主人公を「頼様」と呼び、言葉遣いも丁寧で、物腰も柔らかく、王族としての育ちの良さが垣間見れます。

私がネリアちゃんで良いなって思ったチャームポイントは「声」です。

落ち着きのある、安心感を与える声で、耳心地が良かったです。

ちなみに、私は前作ではネリネ推しでした。

ネリアとネリネは雰囲気がとてもよく似ていて(似ている理由がちゃんとあります!)なんだか令和のネリネを見ているような、懐かしい気持ちになりました。

 

リムス

リムス

正直に言います。リムスちゃんが一番かわいいです!

頼斗たちとは一つしか年齢が違いませんが、口調が片言だったり、世の中(とりわけ人間界)について知識が浅かったりするせいで、とても幼く感じます。

妹か、娘みたいな存在で、本能的に守ってあげたくなります。

最初は表情の変化も読みづらいのですが、人間界で生活するうちに、感情表現が豊かになっていきます。

ニコッと笑った顔や、スヤスヤと眠っている時の顔が抜群に可愛いです。

リムスのルートでは、種族や三界の違いって何だろうという、SHUFFLE!の根本的な部分がテーマになっているのが特徴的でした。

 

木下きらら

木下きらら

キャラデザ的にも、声優さん的にも、きららちゃんが気になっている人が一番多いのではないでしょうか?

彼女を一言で表すと、マシンガンのように、しょーもない発言を連発する戯言製造マシーン!

早口で、頭の回転も速いです。現実でいたら、間違いなく鬱陶しいキャラですね(笑)

ただ彼女の存在が、会話劇に良いアクセントを与えています。

頼斗はきららの発言のうち2割くらいは仕方なく拾ってあげるのですが、琥珀姉は笑顔でほぼ全てスルーしていたのが、めっちゃ笑いました。

面倒くさいキャラですが、見てて楽しいヒロインです。

きららは人間界について偏ったイメージや古い知識を持っているのですが、私たちも外国や他の文化に対してバイアスを持っていたり、前時代的なイメージで語っている部分ってあるよね、ときららを見てて考えさせられました。

 

安場琥珀

安場琥珀

頼斗の従姉で、頼斗とは二人暮らしの琥珀姉。

演劇部で活動しているときは凛々しく、家にいるときはダラダラとしている二面性ヒロイン。

ご飯は頼斗に作ってもらい、朝も頼斗に起こしてもらい、あまつさえ着替えまで手伝わせようとします。

「残念ヒロイン」「他者依存型キャラ」などのキーワードにピンとくる人なら、きっと好きになる女の子。

episode 1では、主人公である土見稟の世話を、同居人の芙蓉楓がしていました。

土見稟は幼い頃に両親を亡くしており、楓の家に居候していました。琥珀もまた両親が他界していて、頼斗と一緒に生活しています。

境遇はとても似ていますが、お世話をする側・される人側の立場が本作では「逆」になっていますね。

先ほど攻略する順番は自由でいいと言いましたが。

琥珀姉ルートは、きららルートと関連しているので、どちらが先でも問題ありませんが、プレイする時はセットで攻略することをオススメします。

 

前作『SHUFFLE!』と『SPIRAL!!』との繋がり

『SHUFFLE 2』と『初代SHUFFLE!』『SPIRAL!!』との関係性。

そしてSHUFFLE 2をプレイする前に前作をやっておいた方がいいのか。

この辺の疑問にお答えします。

まず前作との関係についてですが、時系列的に繋がっています。

つまり、世界観だけ同じで、別次元で展開されている物語ではないのです。

プリムラさん曰く、正確には少し違うのですが、前作のSHUFFLE!から数十年後の世界が舞台になっているという認識で問題ありません。

次に『SPIRAL!!』との繋がりについてですが、時期的にはほぼ同じで、舞台となる町も同じです。

SPIRAL!!でクロムくんの任務が終了した後の物語。それが、SHUFFLE! episode 2になります。

・前作の主人公であるクロムが人間界に留学した理由

・バーベナ学園からの交換留学生の件

・神界でのいざこざ etc.

SPIRAL!!とリンクする内容が所々に見受けられます。

そう考えると、SHUFFLE 2をプレイする前に、前作のSHUFFLE!やSPIRAL!!はやっておいた方がいい、と個人的には思いました。

「ああ、そういうことだったのか」と、点と点がつながります。

さらに、公式サイトを見ればお分かりの通り、本作には大人バージョンのプリムラが登場します。

前作をやっておくと、彼女の発言に思わず涙が零れます。

もちろん、SHUFFLE 2は単体でも面白いのですが、豪華限定版にはご丁寧に初代が丸々一本、付属しているではありませんか!

今回が初めてのSHUFFLEシリーズだよという方は、最初から順番にプレイされることをオススメします。

 

SHUFFLE! エピソード2 今後の展望

シトリン

というわけで、とても懐かしい気持ちでプレイさせていただきました。前作の面影もあり、小ネタも散りばめられていて、古参ファンも新規ユーザーも楽しめる一作でした。

今後の展望としましては、まずはファンディスク(FD)やスピンオフの制作ですね。

エピソード2はサブキャラのクオリティが最高でした。みんな色が濃くて、サブキャラだけで一本の作品ができるレベルです。

なかでもシトリンが大好きでした。ぜひ、ファンディスクでシトリンルートを遊びたいです。お願いします。

シトリンが攻略できないなんて、減点です! こればかりは御破算にできません!

そして、時期尚早かもしれませんが、マンガやアニメなどのメディアミックスも期待したいです。

もちろん、これは複数の企業の協力が必要になりますので、いつか実現したらいいな~くらいで待ちたいですね。

ご精読ありがとうございました。

コメント